タイムデトックス
寝ぼけ眼でお湯を沸かし、茶葉をじっくり蒸らしながら濃いめの日本茶を淹れる。
- 2024.09.10
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アウトドアプロデューサー
長谷部 雅一
寝ぼけ眼でお湯を沸かし、茶葉をじっくり蒸らしながら濃いめの日本茶を淹れる。
東京竹芝客船ターミナルからジェット船に乗って向かったのは伊豆大島。
夜明け直前の薄明るい時間。この日は運転開始時からもう気分が良かった。
春は新規事業の開発に営業、そして現場…とやることは盛りだくさんです。
「まもなく、福岡空港に到着いたします…」インフォメーションで目を覚ました僕は、シェード解除のボタンを押しました。
「出張を楽しい旅にする」これは僕のテーマです。
仕事が「忙しい」というレベルを飛びだしすぎると、“サボりのプロ”を自称する僕といえどもなかなか自由な時間が取れなくなってしまいます。
僕の山登りの楽しみ方のひとつは夜の山を歩く事。
※もしよろしければ、前編「入国編」をご覧ください。街を練り歩き、サムギョプサルをビールで流し込んだ前日、僕はとあるエリアに行けるツアーのブッキングをしておきました。
残った仕事はPCごと無理矢理バックパックに詰め込んで向かったのは韓国。
季節は移り、朝晩だいぶ肌寒くなって来たこの頃。車にトートバッグとソフトクーラーボックスを積み込んでエンジンをまわしました。
ほどよい広さの森と、小さなベース基地…。ここ4、5年探し続けている二拠点目のイメージです。
突然お声かけを頂いて慌てて出発したと思ったら、あっという間に海の上。
仕事場が自然の中の僕は、無性に人工物の中に身を置きたくなる事があります。
「長谷部家が娘に残せるのは旅の思い出くらいだよね」娘の宿題を見ているときに説明のしかたに困る昨今、ビールを飲みながら妻とそんな事を話していました。
昨晩のお酒を感じながらビジネスホテルの部屋をのっそりと脱出。荷物を持ってロビーに下りたら今回の山旅の始まり!
朝窓を開けると春鳥が鳴き始め、僕の自宅周辺にも春の合図がありました。しばらく地獄のデスクワークが続いた僕は少し運動不足…。
「そうだ 京都、行こう。」というJRのCMをご存じでしょうか?京都は日本が誇る一大観光地のひとつというだけではなく、あそこには何か人を引きつける「JAPAN」な魅力がたくさんあります。
「ああ、雪山シーズンがもうすぐ終わってしまう…。」テレビで花粉の話題が出始めると毎年必ず大切な人との別れのような寂しさが湧いてきます。”しばらく味わえなくなる”という限定感が今年も僕の冬山欲…
スノーアクティビティーも残すところあと1、2ヶ月ちょっとになってきました。僕の頭の中はスノーシューハイクにスキーやスノーボードがほとんどを占領してしまいますが、残りの容量は“リラックス”を欲しています。