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第16話 さあ、みんなでカットしよう!

  • 2016.09.20
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黒田 悟志



それは今から2年前の、梅雨の季節のこと。
その日もいつものように、新宿駅に隣接した大型店舗の一角で、試飲実演を行っていました。
平日のぐずついたお天気のせいか、お客様はまばら。
僕は受け取り手の見当たらないコーヒーを淹れては味見をし、少し空調の効き過ぎた店内に拡がる豊かな香りを持て余していました。
ちょうどペーパーフィルターを使いきったので、買い置きから持ってきた予備のペーパーを取りに、バックヤードへ行きました。 しかし持ってきたはずのペーパーが見当たりません。
自宅に忘れてきたのでした。ここはコーヒー器具売り場ですから買えば良いだけです。 でもまとめ買いしたものを持っているのに勿体ないなあと思っていたら、機材ケースの中に何かの付属ペーパーがあった事を思い出しました。 そのペーパーは4杯用、僕のドリッパーは2杯用です。一般的なドリッパーではサイズ違いだと合いませんが、僕のドリッパーは「円錐型」なので使うことが出来ます。 ただしドリッパーからはみ出す「余分」を黙認出来ればですが。僕ははみ出す部分を切ってみる事にしました。
何度かカットしましたが、変に曲がってしまいます。これは案外難しいかも、、、。うーむ、どうしよう。
と、その時ひらめいたのです!そうだ、デザインしてしまおう!
ペーパーの縁がデザインされた物は、既製品として1種類だけ知っていました。でも自由にカットするなんて話は聞いたことがありません。 まずは簡単なところから、放射状にギザギザカット。拡げてみると実に良い感じです!コーヒーをドリップしてみると、まるでヒマワリのよう!

お客様がいないのをいいことに、更に続けます。次は重ね折りしてカット。木の形にして拡げると、森林に!
やばい!楽しい!
そして今度は人の形に。拡げると、人々が手を取り合って輪になるペーパーピープル! 僕はこの感動を誰かに伝えたいと思い、通りかかった売り場のマネージャーに自慢げに見せました
マネージャーは笑いながら「黒田さん、何処へ向かってるんですか!」
はっ!!いかん!急に我に返る僕。
それ以降、この技?はほとんどお見せする事なく過ぎていきました。
でも先日、遂にその技?の陽の目を見る機会が訪れたのです!

第12話の写真を撮っている時、急に「ペーパーピープル」を思い出し、久しぶりに作って掲載してみたのです。これがきっかけとなって話は思わぬ方向へと発展してゆきました。

写真を見たサーモスのスタッフの間でこれを面白がって、ちょっとした工作タイムになったとか。カットした画像まで送ってくださったりして話は盛り上がってしまい、しまいにはなんと「ペーパーカットのコンテストやりましょう!」という事になったのです!笑
ということで、本当に開催致します!ペーパーカットPHOTOコンテスト!
審査の上、ナイスな作品には賞も差し上げることになりました。奮ってご応募くださいませ!

詳細は以下のリンクをご確認ください。



いつもはコーヒー豆屋、ときどきコラムのライター、そして今度は審査員(笑)
ほんとに僕は何処へ向かっているのでしょう、、、。
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黒田 悟志 Satoshi Kuroda

Day Drip Company 代表

スペシャルティコーヒーと呼ばれる良質なコーヒーの世界。その魅力を伝える為に、勤めていた自家焙煎店から独立し、独自のブランド【Day Drip Coffee】を立ち上げました。

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