2025年10月10日(金)、「CLUB THERMOS」主催で、料理家 のアヤコさんによるお弁当料理教室を開催しました。昼・夜の2部制で、お弁当のおかずやスープを作り、さらにお弁当箱への詰め方までをアヤコさんがレクチャーします。「お弁当作りはいつもひとり。でも今日はみんなとわいわい作れて楽しかった!」とのお声をいただくなど、明るくにぎやかな時間となりました!
新製品を見て&触って、お弁当を作ってみよう
クラブサーモス会員さまを対象に、レシピサイト「Nadia」が運営するキッチンスタジオで行われた本イベント。
今回は北海道から沖縄在住の方まで250名を超える応募があり、昼・夜の部合わせて15名が参加しました。アヤコさんを慕うファンが多く、新幹線や飛行機で訪れる方も!普段から料理をされている方が多く、お弁当箱を始めとするサーモス製品にも興味を持って来場してくださいました。
会場の一角には新製品をメインにさまざまな製品を展示し、手に取って確かめていただけるコーナーを設けました。私たちクラブサーモスの担当者にとっても、ユーザーの方々から直接ご意見を伺える貴重な機会です。
今回は、2025年8月に発売した新商品 〈真空断熱スープランチセット JEH-800〉をメインに、〈セラプロテクトシリーズ フライパン KFO-026〉と〈キッチンバサミKK-HS001〉を使用しました。
2カラー展開の〈真空断熱スープランチセット JEH-800〉は、200mlのスープジャーと300mlのお弁当箱2個がセットになっています。さらに、スープジャーと容器がまとめて収納できる専用ポーチ付き。容器にはごはんとおかず、スープジャーには温かいスープや冷たいデザートなど、自由な使い方ができます。
〈セラプロテクトシリーズ フライパン KFO-026〉は内面が白く、食材の色を確認しやすいのが魅力のひとつ。このシリーズでは20~28cmと豊富なサイズ展開があり、さらに玉子焼きフライパンもあります。IH/ガスどちらにも対応しており、軽量で耐久性が高いのもポイントです。
〈キッチンバサミKK-HS001〉はマルチに使えるストレート刃タイプ。この他にお皿やトレイの上でも使いやすいカーブ刃の2タイプがあり、どちらも刃先が浮く設計で、作業台に触れず清潔に使えます。ソフトハンドルで握りやすく、分解して洗えるなど、「あったらいいな」の要素が詰まっています。
調理実習を通して、みなさんに実際の使い心地もチェックしていただきました。
『爆速弁当』が人気!講師は料理家 のアヤコさん
講師を務めるのは、家族のために週7日お弁当を作る料理家 のアヤコさん。
『爆速弁当』と名付けられたお弁当レシピや献立は、手間をかけずにおいしく仕上がると好評で、明るい人柄が伝わるインスタライブも人気です。「直接お会いできる料理イベントは私も初めてです。少し緊張していますが、楽しみましょう!」と笑顔で挨拶されました。また、Nadiaアーティストの笠原知子さんもアシスタントとして参加。みなさんの調理サポートを行いました。
【アヤコさんプロフィール 】
結婚後、夫へのお弁当づくりから料理の面白さに目覚める。簡単だけどおいしい、家族みんなが喜ぶ料理をモットーに日々Instagramで投稿を重ねるうち、フォロワー27万人を突破。3人の男の子のママでもあり、日々の献立やお弁当にも入れられるようなおいしいレシピを研究している。著書に『アヤコの爆速弁当レシピ』(宝島社)。
チームで分かれ、おかず4品&スープ作りに挑戦!
「今日は『爆速弁当』の基本的な要素をギュッと凝縮しました。おかずとスープをバランスよく組み合わせ、『真空断熱スープランチセット』に詰めていきましょう。上手に詰めるポイントまでしっかりお伝えします!」とアヤコさん。参加者のみなさんは2チームに分かれ、以下の5品を作ります。
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<この日作るメニューはこちら>
- 体温まる♪野菜としょうがのスープ
- 基本のだし巻き玉子
- パプリカとピーマンのカラフルツナきんぴら
- ちくわの磯辺揚げカレー味
- 下味冷凍OK!味噌しょうがチキン
このほか、アヤコさん考案のさつまいもの炊き込みごはんもあらかじめ用意しました。お弁当箱に一緒に詰めて完成させます。
まずは<セラプロテクトシリーズ マルチポット KNC-018S> でのスープ作りから。「しょうががたっぷり入っているので、体が温まります。ご自宅で作る際はお好みでしょうがの量を調整してくださいね」とアヤコさん。
参加者のみなさんは初めこそ緊張した面持ちでしたが、徐々に打ち解け、軽やかな手つきで作業を進めていました。
包丁<グランエッジ>シリーズを使っていただいたところ、「すごくよく切れる!」「刃と持ち手の間につなぎ目がないから洗いやすそう」との声も上がりました。
マルチポットはその名の通り、「沸かす」「ゆでる」「煮る」「焼く」「炒める」「揚げる」など幅広く使える万能鍋。お米を炊くことも可能です。18cmと小ぶりなサイズ感も好評で、「アヤコさんのInstagramで見た『キムチスープ』を作るのにもちょうど良さそう!」と、ファンならではの視点も飛び出しました。
お弁当作りの味方、玉子焼きフライパンで3品を作る
スープを煮ている間に〈セラプロテクトシリーズ 玉子焼きフライパンKFO-013E〉を使い、続けて3品を作ります。
まずは「だし巻き玉子」から。
「水分量が多いので巻くのに少しコツがいりますが、ふわっふわに仕上がりますよ」とアヤコさん。
上手に作るポイントは主に「フライパンをしっかり温めてから卵液を流し入れる」「卵に完全に火が通る前に巻く」の2点。
アヤコさんは「この玉子焼きフライパンはセラミックコーティングがされているので、卵がツルッとはがれやすく、油も控えめで済みますよ」と実際に使ってみた感想を伝えました。
上手に巻けると、あちこちで拍手が起こりました。うまくいかなかった時は、アヤコさんが「大丈夫!これから成功が始まる!」と、笑いを交えながら頼もしくフォロー。完成した玉子焼きは温かいうちに巻きすやキッチンペーパーで包み、形を整えます。
続いて「ちくわの磯辺揚げカレー味」と「パプリカとピーマンのカラフルツナきんぴら」を同時進行で調理しました。
ちくわの磯辺揚げは、米粉を使うことでパリパリ感が楽しめます。さらに、ふっくら仕上げるため和え衣にマヨネーズを少量加えるのもポイントのひとつ。少ない油で揚げ焼きにするので、油の処理も不要です。
赤パプリカとピーマンの入ったきんぴらは彩りがよく、お弁当のスキマ埋めにも最適。おかずカップに分けて冷凍もOKなのだそう。
このおかず、どちらも玉子焼きフライパンで作れるのが魅力的です。
アヤコさんは「ご自宅で作る時は、だし巻き玉子、ちくわの磯辺揚げ、パプリカのきんぴらの順番に作ると、フライパンを毎回洗う必要なく、サッと拭き取る程度で次のおかず作りに取りかかれます。朝忙しい時に時短になりますよ」とコメント。
参加者の方からは「アヤコさんの影響で、玉子焼きフライパンをお弁当作りに使うようになりました」といった声も多く聞かれました。
フライパンとキッチンバサミで作る「味噌しょうがチキン」
メインおかずの「味噌しょうがチキン」は、〈セラプロテクトシリーズ フライパンKFO-026〉で作ります。
ひと口大にカットした鶏もも肉に、味噌やしょうが、酒、砂糖などの合わせ調味料をよくもみこみ、漬けておきます。あとはフライパンで焼くだけ!漬け込んだらそのまま保存容器などに入れて、冷凍も可能です。
「味付けした鶏肉を冷たい状態から焼くと、旨味と一緒に水分も出てしまい、パサつきの原因になります。冷蔵庫から出して常温で30分ほど置いてから焼くのがおすすめです」とアヤコさん。
当日はあらかじめ味付けした鶏肉を用意。焼いている間に、新商品のキッチンバサミで鶏肉のカット体験も行いました。
参加者の方々は「まな板を出さずに食材が切れるから」と、キッチンバサミもよく使うそう。「切れ味すごい!スッと切れます」「ハサミでお肉を切ると弾力の強さで手が痛くなるけれど、これは大丈夫そう」と好感触でした。
「おかずの住所を作る」のがコツ!上手なお弁当の詰め方講座
料理ができたら、いよいよお弁当の盛り付けです!
容器の一方に詰めるのは、あらかじめ用意していたさつまいもごはん。「秋の味覚に山菜の水煮を加えて味に奥行きを出しました」とアヤコさん。3割ほどもち米を入れることで、おこわのようなもちもち感も楽しめます。さらに、スープジャーには温かなしょうがスープを。
もうひとつの容器にはおかずを詰めます。今回は仕切りを使わず、おかずカップや大葉などを活用しました。
「お弁当を詰める時は、おかずの住所を決めるつもりで。私はいつも『玉子焼きは右端』と決めています。さらにメインのおかずを入れ、野菜のおかずでスキマを埋めるようにすると安定しますよ」とアヤコさん。
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アヤコさんが事前に詰めたお弁当の見本を参考に、それぞれご自身で詰めていただきました。
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大葉をどのように置くか迷っていた方に、アヤコさんは「大葉はお弁当のふちではなく、ごはんやおかずに立てかけるように置くと、緑色の葉が映えて彩りになりますよ」とアドバイス。
協力して作ったおかずやスープを盛り付け、お弁当がついに完成しました!アヤコさんも「みなさん悩んでいたけれど、どれもすごくキレイに詰められています。テンションが上がりますね」とコメント。会場が笑顔に包まれました。
同じおかずでも、みなさんそれぞれ少しずつ盛り付け方が異なり、個性が感じられました。お弁当は子どもの遠足や運動会など、年に数回しか作らないという参加者の方は、毎回詰め方に悩んでしまうそう。「おかずの住所を決める、という考え方が斬新で参考になりました」と感想を聞かせてくれました。
いよいよ試食!お弁当の感想&お悩み相談も
試食の間、アヤコさんには一段の平たい弁当箱での盛り付け方を解説していただきました。「平たいお弁当箱の場合も、傾斜ができるようにごはんを盛り付け、そこに立てかけるようにおかずを詰めていきましょう。入れ方の順番は先程と同じですが、お肉類は並べず、野菜のおかずを間に挟むなど、メリハリを付けるのがいいですね」と詳しくアドバイスされました。
さらに、事前アンケートによる質問コーナーも。「お弁当作りで大切にしていることは?」との質問に、「お弁当はレパートリーよりリズムが大事。毎日のことなので、肩に力を入れすぎず、簡単にルーティン化してしまうのが一番です」とコメント。さらに、「今回、みなさんのお顔を直接見ながらお弁当作りができてとても楽しかったです。これからのインスタライブも、画面の向こうで同じように作っている方がいるんだなと思い浮かべながら頑張れそう」と話しました。
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最後に、SNSへイベントの感想を投稿してくださった方には、〈真空断熱スープランチセット JEH-800〉とサーモス製品の付せんをプレゼント!「実際に使ってみていいなと思ったので、もらえるなんて嬉しいです」と笑顔を見せてくれた方もいらっしゃいました。
お弁当の詰め方を教わるだけでなく、「みんなでお弁当を作る」という体験ができた本イベント。昼の部・夜の部ともに、最後まで大いに盛り上がりました!
今回のレシピ
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基本のだし巻き玉子
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パプリカとピーマンの
カラフルツナきんぴら -
ちくわの磯辺揚げカレー味
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下味冷凍OK!
味噌しょうがチキン -
体温まる♪
野菜としょうがのスープ -
秋の味覚!
さつまいもごはん
参加者の感想
こうしたイベントに参加すること自体初めてですが、アヤコさん会いたさに思い切って応募しました。お料理はもちろん、悩みがちなお弁当の詰め方まで学べて嬉しかったです。
おかずからスープまでたくさんのレシピを教えていただき、どれも手軽に作れるのが本当にいいですね。
毎日お弁当を作り続けているアヤコさんだからこそ、「もっと力を抜いていいんだよ」と、お弁当への向き合い方も教わることができました。
スープジャーも一緒に収納できるお弁当箱っていいですね。お弁当がマンネリになっているので、教えていただいたレシピをもとに、いろいろ作ってみようと思います。
お弁当は普段自分ひとりで作っているので孤独感がありますが、今日は大変さや難しさをアヤコさんや参加者の方とのお話で共有できたのが嬉しかったです。「ひとりじゃないんだな」って思えて、これからもがんばれそうです。
長年サーモス製品を使っています。今回参加できたことで、お弁当作りへのモチベーションが上がりました。がんばります!
料理しながらサーモス製品の使い心地をチェックできたのも良かったです。とくに玉子焼きフライパンが軽くてすごく使いやすかった! ハサミも料理の時によく使うので、買ってみようと思います。
お弁当はたまにしか作らないので朝の時間配分に悩むことも多いですが、今日教えていただいたことでお弁当づくりへのハードルが下がったように思います。下味をつけておくなど、手順やルーティンを見直してみたいです。
みなさんと協力しあいながら同じお弁当を作るのがとても楽しかったです。インスタライブで見ていたアヤコさんの手さばきが間近で見られたのも良かった!
CLUB THERMOSでは今後も会員のみなさんに喜んでいただける魅力的な企画を提案していく予定です。
どうぞお楽しみに!


