朝晩は少しだけ気温が下がり、日中の暑さが心地良くなってきました。この「もうすぐ秋、でもまだ夏感が残っている瞬間」が僕は好きです。都心をウロウロしているとまだ汗だくになるのでそんなことは全く感じないのですが、森の中では特にそれを感じることができます。
セミの鳴き声が終わりかけて、少し秋の虫が鳴き始める。でも木々の葉はまだ青々としているというこの季節の狭間は、秋に移ろう前のほんの一瞬しかない幸せな時間です。
…なんてことを考えていたら、どうしても森の中に出たくなってしまったので早速準備に取りかかります。準備といってもいたってシンプル。まずはノートパソコンのモニターを「パタン!」とちょっと乱暴に閉じることから始まります。あとは大好きなアウトドア用の座椅子に必要なモノを挟み込み、小さなクーラーボックスの中にドリンクとお菓子を詰め込む。ただこれだけなので、ものの5分で準備は完了します。
セミの鳴き声が終わりかけて、少し秋の虫が鳴き始める。でも木々の葉はまだ青々としているというこの季節の狭間は、秋に移ろう前のほんの一瞬しかない幸せな時間です。
…なんてことを考えていたら、どうしても森の中に出たくなってしまったので早速準備に取りかかります。準備といってもいたってシンプル。まずはノートパソコンのモニターを「パタン!」とちょっと乱暴に閉じることから始まります。あとは大好きなアウトドア用の座椅子に必要なモノを挟み込み、小さなクーラーボックスの中にドリンクとお菓子を詰め込む。ただこれだけなので、ものの5分で準備は完了します。

座椅子の隙間に必要なモノを詰め込む。無造作に整理せずに突っ込む感じがなんか好きだ。
森の中の「ベストポイント」を探しに気が向くままに散歩が始まります。この日はまだ気温が高かったので、ありがたいことにお散歩をされる方もゼロで森はほぼ貸し切り。道路を歩いていると少し残った日中の暑さに外をうろつきたいなんて、まともな人は絶対に思わないだろう。ふっふっふ。でも僕は知っているのだ!森の中は風が通って気持ちよいし、日陰はもう自然のエアコンを浴びられる最高の避暑地である事を。

装備はお散歩+αという身軽さが自由を感じられていい。バックパックを背負わないだけで森がもっと身近に感じられます。

今回のお散歩荷物の総重量は約3kg程度。
葉が揺れる音、風の通り具合、そして地面の平ら具合、最後にテーブル代わりになりそうな切り株といった、条件が良さそうな物件を見つけたら、早速僕だけのリラックススペースの展開を始めます。かかる時間は1分。アウトドア用の座椅子を広げて、クーラーボックスを置いたら完成だ。あとは本を広げれば僕の時間が始まります。
紙の本は最高のアナログエンターテインメントだと僕は思う。特に森の中では電子書籍のようなLEDライトやバッテリーといったデジタルな世界よりも時間をゆっくり楽しませてくれる気がします。それを感じさせてくれるのが、ページをめくる際の紙のスピードです。風が強いと早くめくれて、風が弱いとゆっくりと次のページに移行してくれる。当たり前なのですが、最近ではこれが愛おしく感じます。
紙の本は最高のアナログエンターテインメントだと僕は思う。特に森の中では電子書籍のようなLEDライトやバッテリーといったデジタルな世界よりも時間をゆっくり楽しませてくれる気がします。それを感じさせてくれるのが、ページをめくる際の紙のスピードです。風が強いと早くめくれて、風が弱いとゆっくりと次のページに移行してくれる。当たり前なのですが、最近ではこれが愛おしく感じます。

家とも、カフェとも違う、森の中で本を読む贅沢さを実感中。
ページをめくって、時々伸びをして、上を見上げる。そうすると空には木々の葉が合わさってできたステンドグラスが目を休めてくれます。ボトルに詰めておいた氷をカップに移し、ドリンクを注ぐ。こういうときはカップに入れたドリンクの方が風情があっていい。ひとくち、ふたくち飲んだらまたページをめくり始める…。ああ、なんて贅沢な時間なのだろう。

僕はこの空が本当に好き。

ボトルの中の氷はいつもキンキンに凍っている安心感も、時間の概念を忘れさせてくれます。
秋風は涼しく、読書で熱された身体を少し冷やしてくれます。温かい日差しとこの涼しい風のハーモニーは、どう頑張っても僕のまぶたを少しずつ重くします。…となれば、潔く本を閉じて座椅子をマットモードに変え、昼寝へと流れていくのがいい。まぶたの重さに逆らわず、身体は地球の重力に逆らわず、そのまま地面と一体化。

鳥と風のBGMで、もう幸せ!

座椅子を広げれば簡易マットのできあがり。寝転がって数分で僕は夢の中に…。
気付けば1時間程度眠りに入っていた僕。ふと目を覚ました瞬間は、子どもの頃に寝過ぎて一日を無駄にしてしまった時の罪悪感が少し沸いてきたものの、その気持ちをかき消すように昼寝の満足度がこみ上げてきます。ほんの3時間程度の森の時間。大人というか、おじさんになった僕にとって大切な時間なのだ。
充電されてしっかり満たされた僕は、後半戦の仕事も集中して進めることができました。さて、もうしばらく頑張って、また旅に出ようっと。
充電されてしっかり満たされた僕は、後半戦の仕事も集中して進めることができました。さて、もうしばらく頑張って、また旅に出ようっと。
この記事へのコメント
パラピー
いい時間ですね。日々何かしらの目的で動くことだらけなので、あてなくのんびりするって贅沢なんだなぁって思いました。
おじゃ
森の中でお昼寝羨ましいです。気持ちよさそう!
そやてる
青い空と緑に囲まれて、最高のリフレッシュができますね
そして美味しいコーヒー、明日への活力が充填されるのがよくわかります。
かぐや姫
森探訪はお一人ではないのかな
心の中からリフレッシュできそうだね
ポンちゃん
必要最低限の物をもってふらっと森に出かけて読書に昼寝最高ですね!
ぽんで
最高のリフレッシュになりましたね。
hirune
火とゴミの始末はしっかりして森にいきましょう
コーヒーブレイク
いい季節になりましたね