第233話 コーヒー&ティーブレイクな一日

  • 2025.09.18
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相変わらず日中は残暑厳しい時もありますが、いくらか過ごしやすくなってきましたね。屋外でコーヒーを淹れたい気持ちが、フツフツと湧いてきます笑。でもまあ暑いは暑い…。どこか涼しくて近い場所で、サクッとコーヒーを楽しみたいなぁと思っていました。ちょうどそこへ当店のドリップバッグの新しいロットが出来上がってきました。仕上がり確認のために試飲をしなければなりません。そこでこのドリップバッグと熱湯を入れた水筒を持って、ショートツーリングへ行くことにしました。行き先は箱根の大観山。標高1,000mほどなので、気温は街よりも低いはず!
移動の途中、西湘バイパスのパーキングにて。海きれい♪
昼前くらいにノンビリと出発するのはいつも通り。渋滞気味の東名高速を抜け、少し遠回りだけど西湘バイパスで海沿いの景色を堪能しつつ、まず向かったのは小田原漁港。ここで遅めのランチです。市場の奥の2階にあるその名も「魚市場食堂」では、美味しい海鮮の食事を頂けます。本日は海鮮丼をチョイス。遅い時間なのにお客さんが次々と来ていました。お腹も満タンになったところで、いよいよコーヒーをドリップすべく、箱根・大観山を目指します。走るのは箱根ターンパイクという有料道路です。
知らないと、漁港の奥に入って行くのは緊張します。
食べ始めた時に気付いたけど、上下逆でした。無意識過ぎ~
緩やかなカーブが続くワインディングロードは、平日ということもあってほぼ貸切状態。数台の車とすれ違った以外には誰もいません。走るほどに標高が増し、気温が下がっていくのが分かります。気持ち良く駆け抜けたところで大観山の山頂に到着します。ドライブインと駐車場、その前にはちょっとした公園のようなスペースがあり、そこにはまるで用意したかのようなテーブル付きベンチが鎮座しています。ここでコーヒーを淹れることにし、早速準備に取り掛かります。と言ってもカップの上にドリップバッグを置くだけですが。
箱根ターンパイクは通行料がちょい高め。おかげで車が少ないから、個人的にはとても気に入ってます。
山頂のレストハウス。今はアネスト岩田という会社が命名権を取得しております。
自宅を出発する時に入れた熱湯は、数時間後の今がドリップにはちょうど美味しい温度。数回に分け湯を注いだらコーヒーの出来上がりです。焙煎したてでパックしたてなので、ドリップバッグと言えど香り良く豊かな味わいです。今回もなかなかの出来にホッとしました。遠く芦ノ湖を眺めつつコーヒーを飲み終えると、さてどうしよう…。ふと思い出したのが、前にバイクのツーリングイベントSSTRで立ち寄った「道の駅 足柄・金太郎のふるさと」のことでした。その時は朝5時半に訪れたため、早過ぎて売店などを見ることが出来なかったのです。そこであらためて立ち寄ってみることにしました。
ニューバージョンの新しいドリップバッグ。軽やかです。
ドリップバッグ&水筒の組み合わせは、最もミニマムなドリップセットとも言えますね。
大観山は“たいかんざん”と読みます。画家の横山大観にちなんで名付けられました。
到着したのが午後4時。本当は併設のお食事処でソフトクリームを食べたかったのですが、ちょうど閉店してしまい間に合わず。でも売店をウロウロ物色していたら、美味しそうな草団子を発見。地元の足柄茶のボトルと共に頂きました。想定外だったのがこのお茶。失礼ながらそんなに期待していなかったのですが、これがとても美味しくて!少し飲んだらサーモスボトルに移して持ち帰るつもりだったのに、全部飲み干してしまいました。せっかくだからともう一本、プレミアムと書いてあるお茶を買ってボトルに移しました。
ここの道の駅のマスコットキャラの像が鎮座。顔はめパネルは自撮りが難しいので諦めました。
団子とお茶。この青いボトルのお茶がホントに美味しかったのです。
上位モデルのプレミアムなお茶も買ってしまった
夕暮れが近づく中、最後は酒匂川の河口にある酒匂海岸に寄り道してみました。波打ち際の流木に腰を下ろし、ほげ〜〜〜っとしながら海を眺めます。でも頭に浮かぶのはなぜか仕事のこと。つい調べ物をしたりメールのチェックをしたりして。そうそう、お茶を持ってきたんでした。最初に飲んだやつよりさらに柔らかで、口当たりは滑らか。さすがプレミアムと謳うだけのことはあります。コーヒーもいいけど、緑茶も侮れないな。潮風に吹かれながらコーヒー&ティーブレイクな一日を振り返るクロダでした。
夏の喧騒はいつの間にやら遠くに…。


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