第39話 サイクルボトル

  • 2017.08.28
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まだ寒い季節に手に入れたので、飾っていました(笑)
ここ東京は、近年稀にみる日照不足と梅雨のような長雨で、夏らしさをあまり味わえない8月だった。 照りつける日差し、熱したアスファルト、青空に入道雲。そんな夏を期待していたのに、、、。 なぜなら、サーモスの自転車専用ボトルの性能を体感したかったから!今年2月に発売されて、初めての夏を迎えた自転車専用ボトル。 まだ春遠い季節にこのボトルを手に入れた僕は、暑い夏が来るのをずっと待ちわびていたのだ。

通常、自転車で給水するにはサイクルボトルなるものを使う。樹脂製で少し柔らかく出来ているので、先端のノズルをくわえてボトルをギュッと握ると、ドリンクが飛び出すように出て口の中で受ける感じで飲む。保冷性のあるモノも無くはないが、炎天下の走行ではさすがに生温くなってくる。運動中のカラダの冷却効果やドリンク自体の飲みやすさを考えると、ここはやはり冷たいのが欲しいところ。
そこで満を持してのサーモス登場だ!
当たり前だけど、保冷能力はこれまでのサイクルボトルと全く比較にならない。またサイクルグローブをしたまま片手でワンタッチオープン出来るし、持ちやすいようシリコン製のボディリングが上手い位置に付いていて、これがボトルケージでのガタ付き抑制にも一役買っている。そしてなによりストローの飲みやすさに全米が、いや僕が泣いた。これは本当に良かった!疲労が増してくると、ボトルを握ってドリンクを押し出す動作さえ億劫になってくる。でもこれは口元でチュッと吸うだけで、ストレスフリーに給水出来た。そのあまりの気持ち良さに、徒歩で出掛けたイベントにも持って行ったほどだ(笑)


いよいよ暑い季節!遂に使う日が来たぜ!

でもお天気はこんなだけど。気温も低いし。

つまりその構造やデザインが、自転車用に思いっきりシフトした作りになっている。細かいこだわりが自転車乗りじゃなきゃ分からない事ばかり。絶対乗っているヤツが作っているに違いない!と思ったら案の定、しっかり紹介されていました!
自転車は、競技中・運動中にその動作を止める事なく給水出来るスポーツのひとつで、長距離のロードレースに至っては、走りながらの食事はもちろん、怪我の治療さえする。(※実は用も足せるのだが、その点についてはここでは触れない。って、書いてるし。)ただし走りながらの給水はあくまでもレース中の話。普段のサイクリングやトレーニングでは、良い子の皆さんは停まった時に給水しましょうね!
途中のコンビニでドリンク調達。ちょうどいいサイズ!
最近はスポーツとして自転車に乗る人も増えたけど、日本で人気のスポーツというと、文句無しに野球とサッカー。これがヨーロッパに目を向けると、サッカーは共通するものの、もう一つが自転車ロードレース!だから自転車のプロレーサーは社会的位置付けが日本のそれとは異なるし、トップレーサーは子供達のヒーローでもある。
毎年7月には、フランス全土を約3週間かけて走り回る最高峰レース「ツール・ド・フランス」が開かれる。実は毎年開催される全てのスポーツイベントの中で、世界最大規模を誇るのがこのレース。今やヨーロッパだけでなく、世界中を巻き込んで注目を集めるスポーツ、それが自転車ロードレースなのです!

川沿いのサイクリングロードもこんなお天気。

押すと、持ち上がって、開く!内圧を抜く絶妙な動き。
だから自転車専用ボトルって、国内だけ見たら小さなシェアと思われるかもしれないけれど、ワールドワイドに見ると、広大な需要のある世界だと思う。生まれて間もないこのボトルが、これからどんな風に進化していくのか、個人的にはとても楽しみでもある。


この記事へのコメント

けんけん778

コルナゴですか。いい自転車ですね。

ほな

デザインの良い自転車、サドルの工夫は昔から考えられない。イノベーション。

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