「きちんと」が美味しさにつながるたまごときゅうりのサンドイッチ

  • 2026.04.21
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サンドイッチは、コンビニで買うものではなかった時代に私は生まれました。
そう言えば、おむすびも、お弁当も同じこと。どれも手作りするものだと思って育ちました。
幼い頃、ピクニックや旅行には大勢で出かけたものです。我が家は7人家族。そこに近所に住む従姉妹家族3人が加わり、いつも10人のにぎやかな一団でした。
お弁当といえば、なかなかのボリューム。その光景を、今も懐かしく思い出します。
サンドイッチも数種類。母はよくあれだけ作っていたものだと、今になってその大変さがわかります。

先日、マーマレードのレッスンを開催した際、紅茶に合わせて塩気のあるサンドイッチを添えました。改めてサンドイッチを作ってみると、これがなかなか奥深い。
きちんとこだわると、きちんと美味しくなる。その当たり前のことを、あらためて実感しました。

そこで今回は、私なりのこだわりを込めた「たまごサンド」と「きゅうりサンド」をご紹介します。

サンドイッチ用パンの準備
<材料>
サンドイッチ用の薄切り食パン8枚分
有塩バター20g
辛子3g〜 お好みで

<バターの塗り方>
1)バターは室温に戻し、辛子と荒く混ぜておく。
2)パンに1を塗るときは、貝合わせの貝の内側に塗るようなイメージです。
一枚めくったら、その両面の"内側"に辛子バターを塗り、また閉じる。
最後まで、食パン一斤の形を保ったまま作業を進めます。

こうしておくと、仕上げに切るとき形が整い、断面も美しく、盛り付けもきれいに決まります。
これは料理に限らず、いろいろなことに通じるのかもしれません。
一つひとつを整えることで、最後の仕上がりが整う。
タオルを畳むこと、着物を畳むこと。着物を着るときも、一枚一枚を丁寧に重ねることで、美しく整います。
そんな"折り目正しさ"の大切さを、ふと思い出します。

さて、具材です。
たまごサンドには玉ねぎを加えます。
風味と食感を出すために欠かせません。生の辛みが苦手な方もいるので、さっと加熱してからゆで卵に合わせるのがポイントです。

たまごサンド(2セット分)
<材料>
茹でたまご2個
玉ねぎ(中)1/4個
マヨネーズ大さじ1〜
A
・米酢小さじ1/2
・塩ひとつまみ
・バター5g
塩、こしょう適量

<作り方>
1)たまごは荒みじん切りにする。玉ねぎをみじん切りにする。
2)フライパンに玉ねぎを入れて空炒りする。玉ねぎの色が変わったらAを入れてバターを溶かし火を止める。
3)ボウルにたまご、2、マヨネーズを入れて混ぜ合わせ、塩こしょうで味を整える。

続いてきゅうりサンド。
きゅうりはごく薄く切り、塩でもんでしっかり水気を絞ります。
こうすることで、シャキッとした食感と、ほどよい塩味が生まれます。

きゅうりサンド(2セット分)
<材料>
きゅうり1と1/2本
小さじ1/2
サワークリーム大さじ1と1/2
こしょう適量

<作り方>
1)きゅうりは縦に半分に切り、切り口を下にして極薄めの斜め薄切りに切る。
2)ボウルに入れ、塩をまぶし20分ほど置き、水気をぎゅーと絞る。
3)水気のないボウルにきゅうり、サワークリームを入れてよく混ぜる。塩、こしょうで味をととのえる。

仕上げのひと手間

塗っておいた辛子バターの面へ具材をのせ、サンドします。
ここですぐに切らず、バットに入れて平らな重石(皿など)をのせ、30分ほど休ませてください。乾燥しないようラップもお忘れなく。

この「寝かせる時間」が、パンと具材を仲良く馴染ませてくれます。
最後はよく切れる包丁をスーッと入れて。

一つひとつを丁寧に積み重ねたサンドイッチ。
その断面の美しさも、ぜひ味わってみてください。


この記事へのコメント


コーヒーブレイク

いちごとサラダ、色もおしゃれ!


瀬古の親父

本当に美味しそうなサンドイッチですね。


ほな

サンドイッチほど几帳面さが出る料理はない。

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