九州鉄道記念館に行ってきました その3 「ひとの魅力」

  • 2016.09.23
  • 4387
  • 5
みなさんこんにちは。
豊岡真澄です。
今回のコラムは「九州鉄道記念館に行ってきました その2」の続きです。

「私たちはどうやっても本職にはかないません。ただ、できる限り正確に記録して、それを後世に残すのが役割
だと思います。」
ボランティアスタッフの石井さんは、取材随行スタッフにそうおっしゃっていたそうです。

普段は物静かで多くを語らない石井さん。
その優しさとお人柄に思わずうるっとしてしまいました。
言葉にできない大事なことってたくさんありますよね。
大好きな石井さんとツーショット。
2ヶ月間の「豊岡真澄展」は無事終了。
門司港駅ホーム停車中のあそBOYの車内にて。
初めての取組となった「豊岡真澄展」が前日で終了し、2Fの特設コーナーでは午後から新しい企画展の準備が始まっていました。

「おいでおいで」
宇都宮副館長のお招きで準備の様子をちょっと見学。
おじゃましまーす!
秘密の宇都宮さんツアー。
次の企画展の準備をちょっと拝見

この企画展のセットアップにもたくさんの
ボランティアの皆さんが関わっていて、
「鉄道の楽しさをたくさんの人に知ってほしい」
という皆さんの願いが詰まっていました。
「みんなのために」を願うことは、鉄道趣味の
素晴らしさのひとつですよね。
取材時は「鉄道模型企画展」の展示準備が行われていました。
閉館後、宇都宮副館長に九州の鉄道大パノラマの内部を見せていただきました。
子供達は大興奮、長男はすでに姿が見えません・・・あっ!撮り鉄してます!(笑)
子供達はあっという間に吸い込まれていきました。
長女もこれには大喜び
長男。 いないと思ったら、撮り鉄してました。
スマホですがなかなかの腕前です。
その後、メンテナンス用の秘密工房へ。
ここでも長男は釘付けです。
別名「宇都宮工場」車両は全てここでメンテナンスされます。
細かい部品や工具に興味津々!
3人で「う」「つ」「の」「宮」なんだそうです(笑)
きゃー!私が生まれる前の時刻表
表紙に「いい日旅立ち」って書いてありました!
宇都宮工場でひとつひとつ丁寧にメンテナンスされている車両は、今日も元気に走っています。
九州の鉄道大パノラマの車両がピカピカなのは、人の手があればこそ。
精密で繊細な鉄道模型が動くのは、丁寧なメンテナンスの賜物なのです。
ここには貴重な資料がたくさん保管されていて、その中の古い時刻表を見て思わず叫んじゃいました。


帰路は福岡空港から義父母の待つ松本へ。
思わぬところでたくさんの皆さんが見送ってくださいました。
これからもずっとずっと続いてゆく人の輪。
これも鉄道趣味の素晴らしい一面だと思います。
集まってくださったみなさま、見送ってくださったみなさま。
ありがとうございました。




おひとりおひとりをご紹介できなくてすみません。お見送りや素敵な集まりの機会を作っていただき、ありがとうございました。
人の魅力いっぱいの九州鉄道記念館。
お会いしたみなさんに元気をいただいた素敵な取材でした。
国鉄機関士からさまざまな職場を経験された佐藤館長、現役時代にブルートレインの食堂車で活躍された宇都宮副館長のスペシャルインタビューは後日「鉄道マンのお仕事」コーナーでたっぷりとご紹介させていただきます。

次回は「夏の思い出」です。
どうぞお楽しみに。

この記事へのコメント

まこつ

ますみんの笑顔に人が集まる、
そしてその人たちはみーんな魅力的な方ばかり(^_^)
ステキですね〜(^_^)

ニックネーム

※投稿時にこちらの名前が表示されます。
※投稿にはニックネームの登録が必要です。

コメント投稿にはログイン・
ニックネームの登録が必要です