辛くないエスニック料理「鶏のターメリック&ココナッツ&ナンプラー煮込み」

  • 2019.07.26
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エスニックな料理が恋しくなるこの季節。フォーやタイカレー、スパイスの効いたインドやパキスタンのカレーもいいですが、家族みんなで楽しむには、ちょっと辛すぎるものが多いのではないかと思います。唐辛子は香りも旨味も強い素晴らしいスパイスですが、ほんの少し入れただけのつもりが、目を白黒させてしまう辛さになってしまうことも。そこで今回、みんなが大好きな甘じょっぱい味付けの、辛くないエスニック料理をご紹介したいと思います
日本の煮物はお醤油、みりん、お砂糖で甘じょっぱくしますが、それをナンプラー(魚醤)とお砂糖、ココナッツミルクに変えると、一気にエスニック感が出ます。それともう一つ、ターメリックを使ってみましょう。
カレーの黄色はターメリックの色だと知っていましたか。ちなみに日本では「ウコン」と呼ばれています。そう、お酒を飲む前に飲む、あのウコンドリンクです。肝臓に良いとされるウコンはショウガ科の多年草であり、フラワーショップでは「クルクマ」という名前で売られています。ウコンには防虫・殺菌効果もあるので、昔の日本人は、ウコンで染めた風呂敷で着物を包み保管していました。着物以外にも、掛け軸や茶道具、陶器を包むのにも使用していたそうです。異国のスパイスだと思いがちなターメリックですが、意外にも日本人の暮らしの中に溶け込んでいるのです。
では早速、レシピのご紹介をします。今回もシャトルシェフを使用したレシピになっていますが、加熱時間を少し長くすれば他のお鍋でもできますので、気軽にお試しください。そして、作る前にご注意いただきたいことがひとつ。ターメリックは着色しやすいスパイスなので、洋服につかないようにしてくださいね。お鍋に色がついた場合、お湯と酸素系の漂白剤と重曹を入れて付け置きにして、よく洗ってください。メラミンスポンジも効果的です。
鶏のターメリック&ココナッツ&ナンプラー煮込み
●材料
鶏もも肉
1枚(約300g)
じゃがいも
1〜2個
にんにく
1かけ
レモングラスの根
4cm
(レモンの皮をすりおろしたもの1/2個分でも)
ターメリック
小さじ2/3
A
ココナッツミルク
150ml
20〜30ml
ナンプラー
大さじ2/3〜
砂糖
小さじ1
サラダ油
大さじ1
パクチー、こしょう
適宜
●作り方
1)鶏肉を大きめの一口大(唐揚げぐらい)に切り、ナンプラー、砂糖各小さじ1でよくもみ込んでおく。じゃがいもの皮をむき、大きめの一口大にきる。にんにく、レモングラスの根はみじん切りにする。
2)調理鍋にサラダ油とにんにくを入れて火にかけ、良い香りがしてきたらレモングラスの根を入れてさっと混ぜ、火を止める。ターメリックを入れて軽く炒めたら、鶏肉を入れて再び火を付ける。
3)鶏の色が変わったら、Aとじゃがいもを入れ、沸騰してから中弱火で5分加熱し、保温鍋で10分保温する。
4)ナンプラー、砂糖で味を整え、皿に盛り、黒こしょうを振り、パクチーを飾る。
*このレシピは7月20日に富士山麓で行われた「THERMOS×Be-pal」イベントでご提供させていただきました。


この記事へのコメント

おこめ

美味しそうですね

ミキ

これもやってみたい!

ほな

夏はエスニック料理です。

ほな

すぐ作ろう、おいしいです。

ほな

夏一番のお楽しみです。

ほな

夏に一番の料理です。

すぶりん

フィリピン出身のお友達から手料理をごちそうになり、ナンプラーを良く使うヘルシーなメニューが多くて関心。早速ナンプラーを買ってみましたが、どう使えばいいかわからなかったので早速作ってみます!

おかめ

作ってみました。癖になりそう。

おかめ

早速、今晩作ってみます。

ほな

元気になるお料理です。

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