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第112話 新しい非日常の。

  • 2020.09.30
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黒田 悟志



あれほど暑かった毎日がまるで遠い記憶のように感じるほど、あっという間に、でも少しずつ着実に秋が訪れています。例年ならいつも7月の初めに夏期休暇を取って石垣島を訪れるのですが、今年は流行り病の影響でそんな旅行も自粛。ドーンと何処かへ遠出というのも気が引けるし、自分達にも周りにも配慮した過ごし方をと思い、9月中旬に休暇を取って、ささやかながら一泊二日の初秋キャンプへ行くことにしました。
久しぶりのキャンプ。西湖は観光地っぽさが無くて好き。
訪れたのは富士五湖の一つ、西湖の湖畔にあるキャンプ場です。僕は20代の頃よくキャンプを楽しんでいましたが、奥さんはこれまで一度もキャンプをしたことが無い完全ビギナー。「虫は多いかなぁ…。」なんて言う初心者がいきなりテント泊ではハードルが高いと思い、今回はモンゴルの移動式住居『パオ』を模して作られたテント(正確にはヤーツというアメリカ製のテント)が常設されている施設を利用しました。いわゆるグランピングってやつですね。
右下の奥に見えるのがパオ。左の黒い車が邪魔でしたね。元ネタは空を撮ろうとした写真なので許したまえ〜。
今回の予定は出発前夜に全ての企画と準備〜キャンプ場やレンタカーの予約、荷物の用意も何もかも〜を行いました。バタバタと出発し、西湖を目指します。途中、現地のショッピングセンターで食材やお酒を買いこみ、キャンプサイトへ到着です。キャンプ場は広い敷地にテントサイト、点在する大小様々なコテージ、トレーラーハウス、そしてパオのエリアが幾つかあります。僕らが泊るパオのエリアは他に誰もいなくて、貸切状態でした。早速荷物を運びこんでセッティングしたり、湖畔までお散歩したり、昼寝したり…。身もココロもゆっくりと自然の中に馴染ませていきました。
常設の焚火用カマド。これがしたくてここに来た!和むねぇ…。
陽が傾き出した頃、夕飯の支度を始めました。パオには焚火用のカマドが常設されていて、焚火台を使わず直火で焚火を楽しめます。薪はキャンプ場スタッフのアドバイスで、燃えやすく火力のあるマツと長く燃え続けるナラの2種類を用意。上手く熾き火を作ることが出来ました。でも調理用に用意した成形炭は上手く着火せず、結局ツーバーナーで調理することに。店から持ち出したスキレットでエビとキノコのアヒージョ、さらにシチューを作りました。そうこうするうち炭に火が入り、BBQグリルでバゲットを軽くトーストします。ビールだのワインだので、夜は更けていったのでありました。
あえてコロナビールを(笑)?通常はライムを添える所を、すだちで。奥さんいわく『コロナからの巣立ちってことで!』って。上手いこと言ったつもりらしいが、よく考えたらコロナで育った訳じゃない(笑)
翌朝、残りのシチューなどで朝ご飯です。コーヒーはミルが手動式である以外は、いつもの道具をそのまま使用。木々に囲まれた爽やかな朝に、いっさい手抜かりのない完璧なコーヒーをドリップしたのでした。と、のんびりし過ぎてギリギリにチェックアウトした後は、サイクリングです!実は奥さんもロードバイクを持っているのですが、あまり走る機会がないままホコリをかぶっていました。でも最近ヤル気スイッチが入り久々のライドです。西湖の周回路はほぼ平坦で、車も少なく信号も無いので奥さんにはぴったりです。もちろん僕にも(笑) 湖畔の駐車場を起点に2周だけ走りました。
コーヒー淹れる時はいつだって気が引き締まるというか。いつもの道具なのでいつもの味わい。
ひと汗かいた僕らはいよいよお待ちかねの温泉へ!すぐ近くに以前からよく行ってた温泉施設があり、そこに寄りたかったのでした。露天風呂以外にも洞窟風呂や香り風呂などを楽しみ、湯上りにはコーヒー牛乳を飲んで、お食事処でご飯も食べて大満足です♪時間があれば自転車レース『富士ヒルクライム』で使われる富士スバルラインも行きたかったのですが、今回はレンタカー返却の時間もあり断念しました。代わりに道の駅に立ち寄り、山梨のぶどうベリーAで作られたワインを買ったり、流行りのシャインマスカットを大人買いしている人に驚いたり…。
以前この周回路で開催されたレースに出たことがありまして。コーナーで落車して、怪我しながらもなんとかゴールしたな。良い思い出。
渋滞も無くスムーズに戻ると、部屋に大量の荷物を降ろしてからレンタカーを返却。帰宅した晩は、ほぼ思い付きに近い怒涛の2日間をジンワリと振り返るのでした。でも奥さんに感想を聞いたら「やっぱりガスは凄いねぇ…」だって。そこかい!旦那もガス並みに頑張ったと思うんだけどね…(笑)
今年のツールドフランスは奥さんの自転車ブランドのチームが優勝するかと思われたけど、最後に大逆転で僕の自転車ブランドのチームが優勝。でも奥さんの方のチームを応援してました(笑)
ライディングの雄姿を撮影したら、湖の奥に偶然富士山が写り込んでました。


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黒田 悟志 Satoshi Kuroda

Day Drip Company 代表

スペシャルティコーヒーと呼ばれる良質なコーヒーの世界。その魅力を伝える為に、勤めていた自家焙煎店から独立し、独自のブランド【Day Drip Coffee】を立ち上げました。

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この記事へのコメント

2020.10.04 00:26
焚き火の炎の揺らぎ癒されますね
みの
2020.10.02 11:03
キャンプはもう遥か昔にしたっきり。グランピング良いですね。私もしたいです。
sono
2020.10.01 09:27
焚火ができない人が多いとのこと。残念ですね。
ほな
2020.09.30 13:04
うらやましいですね。いいご夫婦。
ほな
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