ダイエットごはんとは思えない ヘルシーでごちそう映えするひと皿
- 2020.09.24
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台湾朝食の定番といえば、鹹豆漿(シェントウジャン)。大振りのどんぶりでふるふると固まった豆乳の上に干しエビやパクチー、ラー油などをかけて食べます。お腹が温まり、ボリュームもあり手軽な一杯なので、日本人にも人気のメニューです。
この鹹豆漿、家でいとも簡単に作れてしまうのです。牛乳にレモンを入れるとチーズができる原理と同じく、豆乳にお酢を入れることで、たんぱく質が固まります。見た目はまるで豆腐。味わい的には少し酸味の効いたさっぱりしたお豆腐といったところです。豆腐はにがりの分量や加熱温度などで失敗も多いですが、鹹豆漿は誰もが失敗なくできそうです。
高たんぱく、低カロリーなので、他の大豆製品同様ダイエットメニューにも向いています。
ひと昔(いやふた昔)前、ダイエットといえば野菜を食べるのが、主流でしたね?
ところが糖質という考え方が入ってからは一転。野菜の糖質は、他の炭水化物同様避けることで痩せる方が良いようです。
高たんぱく、低カロリーなので、他の大豆製品同様ダイエットメニューにも向いています。
ひと昔(いやふた昔)前、ダイエットといえば野菜を食べるのが、主流でしたね?
ところが糖質という考え方が入ってからは一転。野菜の糖質は、他の炭水化物同様避けることで痩せる方が良いようです。
食事制限は少し寂しいですが、この鹹豆漿をアレンジした料理ならば、大満足な食卓になります。ポイントは大きなどんぶりでたっぷり作ること。それから肉やザーサイ、あればピータン、薬味などのトッピングを充実させること。見た目もボリューム感があるので、なんだかごちそう感があるのです!
どんぶりにお酢をあらかじめ入れておいて、鍋や大きめのフライパンに濃いめの豆乳を沸かし、フツフツと湧いてきたら、どんぶりに一気に注いで軽く混ぜればアツアツの鹹豆漿の出来上がりです。完成までに5分もかからないというのもとても気に入っています。
お好みのトッピング、醤油やラー油、追加でお酢などをかけて食べましょう。
しっかり食べたい朝にも、軽めのディナーにも、小ぶりに作れば夜食しても喜ばれそう。
残ったら、冷蔵庫で冷やして食べるのもなかなかな味わい。あえて多めに作り冷やしておくのも良いですよ。
しっかり食べたい朝にも、軽めのディナーにも、小ぶりに作れば夜食しても喜ばれそう。
残ったら、冷蔵庫で冷やして食べるのもなかなかな味わい。あえて多めに作り冷やしておくのも良いですよ。
材料(2〜3人分)
濃いめの無調整豆乳 | 600ml |
米酢や黒酢 | 大さじ2 |
<トッピング> | |
炒めたひき肉、茹でささ身、鶏ハムなど | 適量 |
ザーサイ、ピータンなど | 適量 |
青ネギ、パクチーなど | 適量 |
醤油、ラー油など | 適量 |
作り方
1) | どんぶりに酢を入れる。トッピングは食べやすい大きさに切っておく。 | |
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2) | 豆乳を大きめのフライパンか鍋で温め沸騰直前で火を止め、すぐにどんぶりに注ぎ軽く混ぜる。 | |
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3) | 器に2を取り、好みのトッピングで食べる。 | |
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*冬ならどんぶりや器をあらかじめお湯で温めておくと良い。 |

蓮池 陽子 Yoko Hasuike
料理家 フードデザイナー 東京都出身。Atelier Story主宰
中央大学卒業と同時にビストロに勤務。その後料理教室で料理・製菓講師を務める。さらにアウトドア施設からの依頼をうけ、アウトドアでおいしく・楽しい料理を生み出し、伝えてきた。
アレンジ出来て楽しそう。