STAY “HOME”→STAY “SOLO TENT”

  • 2020.06.10
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緊急事態宣言解除になってもまだまだ未来がどうなるか分からない日々…。蓄積されていくストレスの原因は何かを探り、そして自分に合った解消方法を実践して少しでもスッキリするのが一番だ。
僕にとってのストレスはやはりアウトドアで活動が自由にできないこと。だったらせめて自宅でキャンプをしてしまおう!と思い、さっそく基地作りを始めた。
今回の寝床は自宅のデッキ上。家族の邪魔にならないように端に設営することに。
テント内から見た景色。左が自宅キャンプで右がフィールドでの景色。見える景色は違えどテント越しに見る景色は好き。
キャンプといっても僕が今もっとも求めているのは、ひとりで過ごす「ソロキャンプ」だ。大好きな家族とはいえ、やっぱり一人の時間も大切。けれどもひとつの家に暮らす以上は「ひとり」になるのはなかなか難しい…。
そこで活躍するのが“お一人様用”テントだ。通常ソロテントと呼ばれていて、僕のはサイズが1.2m×2.2mと床面積にして2.64平方メートル。テント前の土間に当たる部分を入れても1.5畳に満たない。高さは座った状態がベースに作られているので立つなんて無理。でもこの狭さが個室感を高めてくれるのだ。
テントを設営したら、寝床をつくり、好きな時間を過ごすのに必要最小限だけをテントに持ち込む。準備が出来たらあとはじっくり過ごすだけ。
テーブルには読みたかった“積み本”とクッキングセットと真空断熱タンブラーを配置。これを見ているだけでこの時間が幸せになることが確約された気になれる。
真空断熱タンブラーは、気化熱で生まれる水分が無いので本のそばに安心して置けるのがお気に入り。
本を読み、アイスカフェオレを飲み、ウトウトしながらテントに入り込んでくる風で涼む。時々湯を沸かしては、お茶をすする。なんてことない時間の過ごし方なのだけど、今この世界事情を考えるととても幸せを感じることができる。
コンパクトなスペースに座ってちょっと休憩。ソロテントスペースというセッティングだけで時間の流れが一気にゆっくり流れてくれます。
ダラダラ本を読む時間はまさに幸福。食事や昼寝、音が出るくらいボーッとしたのにこの日は2冊読破できました。
ソロキャンプをしていると、“時間”という概念でいうと自由になれるし、持ち物やスペースに関してはシンプルになる。不思議とこれが解放される気持ちになれるのだ。おそらく、「アフターコロナ / ウィズコロナ」がやってくると、時間や空間、物や事の価値は大きく変わってくるだろう。それに伴って、しごと観や余暇時間やお金の使い方も変わる気がする。
この日は夏並の暖かさだったので、軽くそうめんランチでも!と思ったらこの状態に…。ランチはみんなでそうめんをすすりました(テントは占拠される)。
そんな中でも僕が変わらない事は、自然が好きで、家が好きで、家族が好きで、仲間が好きで、ひとりが好きであること。まだまだ先が読めない時が続くけど、僕は庭に張ったテントで泊まる。
ひとりで小さなテントの天井を見つめながら夜を過ごすと、思いがけず自分を見つめ直したり、面白いアイデアが生まれてきたり、楽しいことを始めたくなる。夜の虫や近所の雑音を聞きながらもう一杯酒をのんで、僕は幸せの寝袋に身体を埋めて夢の世界に入った。
回りは住宅だらけの“キャンプ場”でも、夜テントに入る瞬間は自然の中と同じ“夜”。小さな基地に入り込む行動はいつもたかぶる。
テントの中でも読書を継続。時々感じる風の音が心地よいBGMになって、秘境でキャンプをしているときの寝落ちまでの読書の世界に似た様な時間の流れがあった。
今回は頭が冴えていたので、大好きなテントの天井越しにアイデアノートにメモを綴る。この後40分程度で夢の世界に…。
翌朝目覚めてテントのジッパーを開けると、娘がニヤニヤしながら仁王立ち。これがお家ソロキャンプの良さなのかな。
朝テントのジッパーを開けて外に出ようとしたら謎のオブジェが置かれていました。娘のいたずらがあるのはSTAY SOLO CAMPの良さなのかもしれない。


この記事へのコメント

ぽんで

自宅キャンプ、なんかいいね。

ほな

ひろしに負けないで。

ほな

可愛い娘さん

ほな

大きなおうちです。

おかめ

テントの虫干しもかねて、久しぶりに、開いてみよう。

ほな

田中陽希さんに負けないで、

よもちゃん

楽しそう、いいな。

おかめ

真似してみよぅ

ほな

感心なお嬢様。

ほな

きれいなデッキです。

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