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日本らしさを味わえる低山 “玄岳”(くろだけ)【2】

  • 2016.05.11
  • 1718
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長谷部 雅一



このコラムは 「日本らしさを味わえる低山 “玄岳”(くろだけ)【1】」 のつづきです

このコースの面白いところは、進めば進むほど景色が変わってくることだ。雑木林から針葉樹に替わり、頂上に近づいてくると笹林に変わってくる。この変化が山頂に向かって進んでいる気持ちを高ぶらせてくれる。まるでストーリー展開が面白くてつい引き込まれてしまう映画をみているようで、疲れをいつもよりも感じにくい気がした。

頂上からの富士山は拝めなかったものの、眼下には低山とは思えないようなワクワクするトレイルが広がっていた。フランス-スペイン間を歩く巡礼路「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」を思い出させてくれるような素晴らしい景色だ。 


(これだけワクワクさせてくれるビューは、低山においてそうないだろう。)

この山にはサイドトリップがあって、神々しい雰囲気を持つ池「氷ケ池」を通りながらバス停に戻るルートがある。これがまた笹のジャングルを抜けて抜ける冒険路があり歩いていて楽しいのだ。ただし、周辺のルートは少々迷いやすいので事前にチェックしてから歩くことをオススメする。

(冒険気分が高ぶる笹のトレイル。抜けると何が見えるのかが楽しみなルートだ。)
(気軽な登山のランチはカップ麺に限る…。というのも、下山後の楽しみがあるからこそ。)

この登山のメインイベントは下山後にある。無料では入れる駅前の足湯の他、近隣にはたくさん温泉があり、風呂上がりに地酒や魚介を堪能してほろ酔い気分で帰路につけてしまう。登山時間は4時間程度なのに、下山後に5〜6時間は過ごせてしまうほどアフター登山を堪能することが出来るのだ。

日本を丸ごと楽しめる低山登山、行ってみたくなりませんか?


(下山後は熱海の商店街をうろつく。登山者から旅行者モードに気持ちが一気に切り替わる。
ここには素敵な日本の楽しみが詰まっているのだ。)
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長谷部 雅一 Masakazu Hasebe

アウトドアプロデューサー / ネイチャーインタープリター

1977年4月5日生まれ。埼玉県出身。有限会社ビーネイチャー取締役
2000年から2001年の世紀をまたぐ時期に丸一年をかけての世界一周の旅をする。

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この記事へのコメント

2017.01.08 14:09
高川山。登りやすく眼前が富士山。
ほな
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