何でもない日に贈る、小さな「ありがとう」
忙しい日々の中で、わざわざ口にするほどでもないけれど、ちゃんと届いてほしい気持ちがあります。
家事は苦手だけど、いつも私の味方でいてくれる夫へ。面と向かうと照れくさい「ありがとう」を、何でもない日にマグに託して夫へプレゼントしてみた、ささやかな話です。
家事分担じゃなく「役割分担」でうまくいっている我が家
昔、私が仕事で遅くなった時、夫がキッチンを片づけてくれたのはいいけど、逆に宝探しみたいになったことがありました。
「どこに何が行った?あのお皿どこ?」
けれど、気持ちはありがたいので文句は言えない。(笑)
正直、夫は家事がかなり苦手だと思う。
だからと言って「何もやらなくていい」という言い訳にはならないけれど、家事に関しては私の「ルール」や「こだわり」が強く、それがもう確立されてしまっているため、安易に家事に参入されてそれを崩されるのが本当に嫌なんです。
例えば、洗濯物の干し方やたたみ方、洗った食器の水切りかごへのふせ方など、人にされると気になって仕方がない。
ましてや私の仕事場でもあるキッチンに関しては、私なりの法則があり、適当にしまっているように見えても私が使いやすいようにしているので、「もう家のことはやらなくて大丈夫です、ただし自分のことは自分でやってね」という感じにいつの間にかなっていました。
ちなみに、洗濯物をたたむのは、猫の手を借りています。
邪魔しているだけに見える?笑
じゃあ夫は何もしていないのか?というと、そんなことはなく。
私が外の仕事で遅くなった時、飲みに行った時、どんな時でも必ず迎えに来てくれる。
どんなに遅くなろうと、なんならちょっと遠い場所でも。
それに対して「優しい旦那さん」と周りは言うし、飲みの席では男性に「飲みに行って迎えに来させるなんて離婚案件だ」と言われたことも。
けれど、それはその一面しか知らないからであって、家に帰れば夫は家のことはほぼ何もしないのが事実。
今や男性も家事をするのが当たり前の時代なので、
その部分だけを見ると「家で家事を手伝わないなんて!」(手伝うという言葉もあれやけど)と言う人もいるでしょう。
1つのことだけにフォーカスを当てると、その一部分しか見ていない人からは「いい人」にも「最低な人」にも見える。
つまり、夫婦のことは夫婦にしかわからないということ。
家のことは私が、それ以外のことは夫が。
家事分担ではなく「役割分担」で我が家はうまくいっているんだと思います。
ただし、私がそれで納得していることが大前提で。笑
家事は苦手でも、頼りにならない訳ではない
子どもが小さい頃は、「なんで私ばっかり」と小さな不満が溜まっていたのも事実。
一度、自分の思いをすべて吐き出して、腹を割って話し合い、結果として「家のことは私が好きなようにする」「夫は私ができなくて困ること全部を引き受ける」というのが、お互いに過ごしやすいということに気づきました。
夫は家事が苦手だからといって「頼りにならない」訳ではなく、家事以外のミッションにはめちゃくちゃ強く、私の仕事や自由時間を守ることには全力。
家事スキルはゼロに近いのに、気遣いスキルはかなり高いタイプ。
そして何より、ご飯を食べれば必ず「美味しかった」「ありがとう」を言ってくれる。
家族のために何かをすれば必ず「ありがとう」と毎回伝えてくれる。
夫のそんな心遣いが、私にとってはとても大きい気がしています。
家事が苦手なことを帳消しにするほどに。笑
家事って感謝されにくい仕事だからこそ、自らすすんでやっているとはいえ「ありがとう」の一言で報われることもあるのです。
そんな夫を見て育った息子たちも、何かすると「ありがとう」を必ず伝えてくれる。
お弁当やご飯を作れば「ありがとう」「美味しかった」
お店の人にも「ありがとうございます」「ごちそうさまでした」を必ず言っている。
きっと夫を見て「感謝の気持ちは言葉にして伝える」ということが当たり前に育ったからではないかと思います。
その点でも、たとえ家事ができなくとも(しつこく言う笑)、夫には感謝しかありません。
記念日じゃないからこそ、マグがちょうどいい。
いつも「ありがとう」を伝えてくれる夫に、私は言えているだろうか。
「あなたのおかげで毎日助かってるよ」ってことを。
言おうと思えば言えるんだけど、面と向かうとちょっと照れる。
だから、何でもない日にプレゼントを贈ってみようとふと思い立ちました。
記念日や誕生日だと「恒例の行事」にまぎれて感謝の気持ちが伝わりにくいかもしれないけれど、何でもない日ならサラッと渡せる上に気持ちも伝わりやすいのではないか?と。
そこで選んだのは、サーモスのマグ。
毎朝コーヒーを飲む夫の習慣にも合うし、見た目もシンプルで夫婦どちらが使っても違和感がない。
しかも、私と色違い!これは嬉しいだろうよ。(知らんけど笑)
どうしたのかと聞かれたら「いや、なんとなく」で逃げられるくらいの気軽さがいいかなと。
夫に渡したら、案の定「なに?なんで?」とめっちゃ不思議そう。
何ならちょっと怪しんでいる。(失礼な笑)
「いつもの感謝の気持ち。会社で使えるようにフタも付けてみたよ」
と言うと
「え・・・・・
なんかもったいないから
これは家で使う。」
フタの意味―――――!(笑)
あ、フタも家で使うそうです。(良かった)
高価なものじゃなくても、気取らなくても、言葉だけじゃ伝えにくい気持ちを伝えてくれる何気ないプレゼントって、たまにはアリかもしれない。
夫がこれを毎朝使うたびに、私の「ありがとう」が届いたらいいなと思います。
■ギフトサービスのご案内
サーモス直営店・公式オンラインショップではオリジナルのギフトバッグや手提げ袋など、ギフトサービスをご用意しています。大切な方への贈り物にぜひご利用ください。
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この記事へのコメント
kh
good
ママ3さん
すてきな関係ですね。
ポンちゃん
暖かいお話しありがとうございました!
コレステロール
まー!
ゆきんこ
なんだか安心しました。
うちもこのような形です。
少し前までは、主人は仕事が大変だから、
それ以外は、子供のことも含めて
全部私がやらなきゃと無意識にしばられてました。
改めて、家族の役割はそれぞれだしいいよねと思えました。
ぽんで
いい話でした。
hirune
言うより自分でやったほうがって思っちゃうんですよね~
でも『ありがとう』は常に必須です
asumeshilab_yukari
夫が使ったキッチンのあとの宝さがし・・・わかります!(笑)
でも感謝の気持ちはいつもありますが、形にしたことがないので
コラムを読んで私も何かしよう!と心動かされました。
選んだマグのセンスが素敵ですね!
きんた
考えされられました
こっちがやってるつもりでも相方にとっては迷惑なこともあるのですね
役割分担します
おじゃ
家で何もしないご主人、が奥様の飲み会でも迎えにきてくださるなんて素晴らしいです。
そやてる
夫婦は二人三脚
人生は長いので、気張らずに、よりそって、お互いをいたわりつつ過ごしたいものです。