第248話 二人で走る

  • 2026.05.07
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僕がオートバイ(自動二輪)の免許を取るべく教習所に通い始めたのは、2022年5月の大型連休からでした。だからバイクライフが始まってから、ちょうど丸4年になります。バイクを手に入れてからは様々な場所へ行きましたが、基本的にいつも一人でした。それは僕1台だけという意味の他に、二人乗りをせず単独で走っていたという意味でもあります。でもつい先日、そんな自己完結していたバイク生活が変わることになりました。"遂に"奥さんを後ろに乗せて走ったのでした!二人乗りのことを「タンデム」と呼ぶので、初タンデムという訳です。
免許取得して納車直後の様子。足元手元ばかり見てしまう図。
ご存じない方も多いと思いますが、オートバイの二人乗りは「免許取得1年以上」経過していなければいけません。しかもこれは一般道の話で、高速道路は「免許取得3年以上」。僕は1年前にこの条件をクリアしました。でももう一つ「同乗者もヘルメット必須」という大事なルールもあり、ヘルメットを買いに行く必要がありました。ところがほとんどのバイク用品店は電車やバスだと行きづらく、バイクで行くような場所にあります。つまりヘルメットを買いに行くためにヘルメットが必要なのでした笑。
これは現在。パッと見変わったのはメーターバイザーとリアキャリアくらい。外観は極力変えない様にしています。
たまたま亡くなった義父の遺品にヘルメットがありました。半キャップと呼ばれるタイプで、サイズもブカブカ。安全性は低いけど、それを被ればルール上はOKです。ひとまずバイク用品店までの暫定措置ということで、いよいよレッツゴー!…と言いたい所ですが、ここから約1年を要しました。バイクは自然環境の中に身を晒す乗り物ですが、実は奥さんは暑いのも寒いのも大の苦手。当然晴れた日じゃなきゃダメで、雨なんて僕もゴメンです。しかも僕のお休みは平日、奥さんは土日です。つまり、偶然一緒のお休みで、暑くも寒くもなく晴天で、しかも二人とも予定がない…という日が来るまで買いに行けなかったのです。
奥さんが被る義父のヘルメット。中に帽子も被って暫定的にサイズ調整。
それがようやく叶ったのが先日のこと。ライダーの僕にとっても初の二人乗りです。ちなみに教習所でもタンデム教習はないので、公道でぶっつけ本番です。暫定措置ヘルメットで後ろに乗ってもらい、ひとまず近所をゆっくり走ってみます。重量増が引き起こす様々な変化を感じつつ、走りの辻褄を合わせていくと、なんとかなりそうな感じ。じゃあこのまま行っちゃう!?ということで、目的地のバイク用品店まで一気に走りました。奥さん曰く「スピード狂」だそうで、怖さはなかったとか。でも「シートベルトは無いんだなと思った」との感想は、ある意味本質を突いているかも。
購入したヘルメット。ウルトラ警備隊じゃないよ。
ヘルメット売り場でいろいろ試着させてもらい、サイズや使い勝手、デザインなどで最適なモノを選びました。安全性を重視するとフルフェイスと呼ばれる形状が望ましいのですが、被り物が不慣れな人にとって、フルフェイスの圧迫感は想像以上に苦痛を伴うこともあります。移動時の快適性や二人乗りの頻度なども踏まえ、ジェット型というタイプの物になりました。ショップには平日の空いている時間帯に行ったので、安全性にも繋がるサイズ調整を丁寧に受けることが出来、とてもラッキーでした。この日はこれで時間切れとなり、買ったヘルメットを被って帰りました。
突然バイクに跨って写真を撮れと。はいはい、でも免許取る気は無いとのこと。
それから数日後。半日ほどの時間を作れたので、奥さんとタンデムでショートツーリングに行くことになりました〜♪行き先は港ヨコハマの赤レンガ辺り。高速道路も使うルートですが、渋滞もなく快適に走れました。そしてカフェでお茶したり、アートショップを覗いたりと休日らしい過ごし方。普段一人で走りに行ってもそんな風に過ごすことがないので、じんわりと感動です。でもそれ以上に、今まで自分一人でバイクから見た風景や感じていた空気を、奥さんと共有出来ると分かったことが何より一番の感動でした。
以前は自転車で来てたカフェ。横浜も外国人観光客がたくさん。
二人乗りで会話するためのインカムも買ったので、これからが楽しみ。あとは気候次第…。


この記事へのコメント


おじゃ

お二人でのおでかけ素敵です!


コーヒーブレイク

ご夫婦ツーリング、いいですね!

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