第107話 アイスコーヒーをもっと楽しむ!

  • 2020.07.14
  • 3022
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先日、アイスコーヒーの作り方を取り上げました。その中で「超手抜き版の作り方」にも触れましたが、あまり詳しく書かずレシピが手抜きになっていた(笑)ので、今回はそれも含めて、普段の日常でなるべく簡単に出来るさまざまなアイスコーヒーの作り方をご紹介したいと思います!
まずは「超手抜き版 急冷式アイスコーヒーの作り方」から。
ペーパードリップの急冷式でも、抽出温度は変わらず。
【1.マグカップにダイレクト!超手抜き版の急冷式レシピ】
■用意するもの
ドリッパーとペーパーフィルター(1~2杯サイズ)・氷を入れたマグカップ・コーヒー粉18g(中細挽き)
■作り方
氷をモリモリに入れたマグカップの上にドリッパーとフィルターをセットし、コーヒー粉を乗せる。
適量までゆっくり湯をかける。ドリッパーを引き上げたら、スプーンなどでかき混ぜて完成。
容量280mlくらいの普通のマグに、角氷を5~6個くらいの図。
よく混ぜてしっかり急冷。ガラスコップじゃないのは耐熱性を考慮してのこと。
■ポイント
氷は多め、コーヒーは濃いめに。急冷式のポイントでしたね。最後にかき混ぜるのは冷却を促進するため。やり過ぎると薄まるのでご注意を。
ここまではペーパードリップの急冷式ですが、ご家庭で簡単に作るアイスコーヒーといえば、やはり水出しコーヒーですよね。最近は水出し用の器具がいろいろありますが、専用器具じゃなくても工夫次第で作ることが出来るんです!
ここでは冷水筒ですが、フタが出来れば何でもいいです(笑) フタが無ければラップでGO。
【2.お茶用の不織布の袋で水出しコーヒー】
■用意するもの
茶葉用の不織布の袋・冷水筒・コーヒー粉
■作り方
不織布の袋にコーヒー粉を適量入れる。冷水筒に水と袋を入れ、冷蔵庫で8時間~半日ほど浸け置きし完成。
粉は細挽き。濃いめに作るレシピです。Lサイズの袋に30g入れた図。
水が先、袋は後から沈めます。袋が小さかったり多めに作りたい時は2袋で。
■ポイント
水100mlあたりコーヒー粉10g(濃いめだと思う)を目安に、お好みで調整してください。冷水筒には水を先に入れた方が良いです。袋が先だと水を注ぐ勢いで袋が開いてしまうことがあるので。またあまり長時間浸けるとエグ味が出るのでほどほどに。
そして更に大胆に作るならコレ。水出し&ペーパードリップの合わせ技!?
粉に水を注ぐ図。水だとお湯より浸み込みにくいので、ゆっくり注ぎましょう。
【3.容器に水出ししたコーヒー液をペーパードリッパーで濾過】
■用意するもの
浸け置き用の容器、コーヒーを受ける容器、ドリッパーとペーパーフィルター、コーヒー粉
■作り方
浸け置き用の容器にコーヒー粉と水を入れ、冷蔵庫で8時間~半日ほど浸け置く。
ペーパーをセットしたドリッパーを“受ける容器”に乗せ、浸け置いた液をペーパーで濾過し完成。
水を注いだらよく攪拌して粉となじませます。ラップをして冷蔵庫へ。
ペーパードリッパーで濾過の図。粉に浸みこんだ水の分、出来上がりは少し減るので、氷を浮かべるとジャストに。
■ポイント
水とコーヒー粉の関係は上記同様。お好みで調整してくださいね。冷水筒だと1L程度が多いと思うのですが、受ける容器も同じ容量分が必要になるのでご注意を。
アイスコーヒーは思った以上に様々な作り方で楽しむことが出来るし、作り方の違いは味わいの違いとして楽しむことも出来ます。今は様々な自然の脅威を前に、アイスコーヒーどころじゃないという方もたくさんいらっしゃることとお察ししますが、そんな時だからこそ“コーヒーブレイク”が一服の清涼剤としてお役に立てたらいいな、とも思っています。
SF小説の様な出来事が次々と起きる今年。心のしなやかさが必要ですね。


この記事へのコメント

ぽんで

アイスコーヒーに手間をかけたいと思いました。

Mia

以前はペットボトル入りの市販のコーヒーを購入することが多かったのですが、最近は自宅で淹れて飲むことが増えたのでとても参考になります。
コーヒー粉を買いに行きたくなりました。

ほな

いいカップです。

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