CLUB THERMOS座談会

3名のクラブサーモス会員さまを迎えて生の声を伺った「CLUB THERMOS座談会」が2月中旬に開催されました。あっという間に予定時間が過ぎてしまうほど盛り上がったこの日のダイジェストをお届けします。

参加メンバー

クラブサーモス会員の皆さま

  • ヨシノさん

    1989年発売の初代シャトルシェフを現在もこよなく愛する料理好きなワーキングマザー。「30年以上、サーモス製品の性能の良さに夢中です!」

  • ナガヤマさん

    「サーモスは保冷・保温の機能がとにかくすごい」と話す2児の母。お子さま用の水筒やお弁当箱はもちろんのこと、カップやアイスコンテナーなど幅広く愛用。

  • マツオカさん

    育ち盛りで元気いっぱいな2男1女を抱えて子育て奮闘中。サーモス製品を駆使して忙しい日々を切り盛りしている。自他共に認めるサーモスLOVER。

サーモス株式会社

  • 企画課 企画第2グループ

    松井美華

    マグやスポーツボトルなどの商品開発を担当。

  • 企画課 企画第1グループ

    舘野洋輔

    タンブラーやポットなどの商品開発を担当。

  • ブランド戦略課 オウンドメディアグループ
    リーダー

    山口弥生

    公式ホームページや会員向けの「クラブサーモス」などの企画・運営を担当。

  • ブランド戦略課 オウンドメディアグループ

    吉行俊介

    本座談会の司会者。

目次

#1ショールームを見学

お集まりいただいた3名の皆さまと一緒に、まずは座談会会場となったショールーム内を見学。普段はなかなか入ることのできないショールームで、様々な商品を手に話が盛り上がり、一気に打ち解けました。

  • 吉行

    気になった製品があれば自由に手に取ってみてくださいね。

  • ヨシノさん

    スープジャーを愛用しています。普段は400mlくらいのタイプを使っていて、具だくさんの汁物や雑炊を仕事場に持参しています。小さいタイプのスープジャーに小さいおにぎりを入れて持っていくことも。温かく食べられるんですよね。

  • マツオカさん

    このフタ付きタンブラー(JDP)は新しい発見でした。フタがすぐ取れてとにかく洗いやすいんです。自分用にも欲しいけれど、一番は会社で働く主人に。フタ付きなら冷めるスピードも遅くなるし、ほこりなども気にならないですよね。

  • ナガヤマさん

    水筒は大きいものから小さいものまでたくさん持っています。長男が高校生の時には、一番大きいサイズのマグをリュックのポケットに入れて登校していましたが、時にはさらに大きいスポーツジャグも活用していました。

#2製品をいち早く体験

続いては本日の目玉イベントでもある新商品の体験会です。2022年春注目の2つの商品を、手にとって体験してもらいました。まずは、フタ上部にキャリーループが付いて持ち運びしやすくなった真空断熱ケータイマグのJOOです。

NEW

サーモス真空断熱ケータイマグ JOO-500/750

キャリーループ付きのケータイマグが新登場!

  • ・様々なシーンで持ち運びやすいキャリーループ付き
  • ・オフィスやジムでの使用に最適!
  • ・スクリュータイプのシンプル構造
  • ・口当たりの良い金属飲み口
  • ・500mlと750mlの2容量展開

製品を詳しく見る

  • 松井

    ループ部分に指をかけて持ち運べる、荷物が多い時などに便利なマグです。勢いよく持ち運んだ拍子にフタが開いてしまわないように、ループの根もとにバネが入っていて、加わった力を押し返す工夫をしています。

  • マツオカさん

    ヨガの時に使いたいですね。最低限の荷物で行くのでマグも持ちやすいものがいいです。あまり細過ぎないボトルの形も自分好みだし、洗いやすそうでいいなと思いました。

  • 松井

    実は、パッキンの形状にもこだわりがあります。見ていただくと、パッキンの内側が少し浮いているんです。これには理由が2つありまして、1つはマツオカさんがおっしゃったように洗いやすくするためです。もう1つは、湯気が水滴になってポタポタ垂れてくるのを防ぐためなんです。100%水滴が防げるわけではないのですが、このパッキンでだいぶ抑えられるようになりました。

  • マツオカさん

    裏話を聞いてますます愛着が湧いてきました!

  • ナガヤマさん

    色もすごく可愛いですよね。バッグに引っかけて持ち運んだりもできそうだなと思いました。

  • ヨシノさん

    カラビナに引っ掛けられるのは手が空いていいですね!

2つ目の新商品は、20年ぶりの復活でニュースにもなった炭酸飲料対応ボトルです。
さて、皆さんの印象はいかに!?

NEW

サーモス保冷炭酸飲料ボトルFJK-500/750

約20年ぶりに炭酸飲料対応ボトルが新登場!

  • ・炭酸ガスの圧力を開放する専用設計
  • ・口当たりの良い金属飲み口
  • ・500mlと750mlの2サイズ展開
  • ・高い保冷性能で冷たさキープ

製品を詳しく見る

  • 松井

    従来の水筒では、炭酸ガスの圧力でフタが飛び出す危険性があるので炭酸飲料は入れられませんでした。そこでスープジャーの技術を応用して炭酸飲料を入れられる構造にしたのがこちらのボトルです。実は、サーモスでは20年前に一度炭酸飲料対応ボトルを発売したのですが、当時はマイボトルも今のように普及しておらず、廃番になってしまいました。ただ、最近は無糖の炭酸水を飲む文化が日本にも定着してきたので、満を持して、新たな炭酸飲料対応ボトルを発売したんです。

  • 吉行

    皆さん、日頃から炭酸水は飲まれますか?

  • 一同:(うなずく)

  • ナガヤマさん

    うちでは炭酸水メーカーを使い、好みに合わせて炭酸水を作って飲んでいます。

  • 松井

    それでしたら、炭酸を強めに設定して水筒に入れておいていただくと、より炭酸が長持ちすると思います。

  • 吉行

    さて皆さんには30分ほど前に、水筒に炭酸水を入れておいてもらいましたが、こちらがどうなっているのか、コップに注いでご覧ください。飲んでいただいても大丈夫ですよ。

  • マツオカさん

    シュワシュワとしっかり炭酸が残っていますね。

  • 松井

    最初に圧が抜ける設計になっているのですが、フタを少し回した時「プシュッ」と言いませんでしたか?

  • 一同:言いました。

  • ナガヤマさん

    炭酸入りのジュースを入れてもいいんですか?

  • 松井

    大丈夫です。

  • ナガヤマさん

    水筒の中に炭酸入りのジュースが入っているなんて子どもの夢ですね!

  • 一同:(笑)。

  • 舘野

    お酒も大丈夫です。社員も一度はビールで試してみました(笑)。

  • マツオカさん

    炭酸飲料と一緒に氷を入れるとどうですか?

  • 松井

    氷による刺激で泡立ち、炭酸が抜けやすくなってしまいます。問題はございませんが、炭酸水自体をしっかり冷やしてから水筒に注ぐのがオススメの使い方です。

  • 舘野

    炭酸の特性として冷たい方が持続するので、炭酸水自体をしっかり冷蔵庫で冷やしてから水筒に注ぐのが美味しく飲むコツです。炭酸が実際にどのくらい持つかは炭酸飲料によってガス圧が異なるので、一概には言えないのですが、社内テストでは飲み切るまでしっかり炭酸は持続していました。

  • ヨシノさん

    水筒で炭酸飲料が飲めるようになるなんて、すごい進化ですね!

#3サーモスにまつわるエピソード

事前に送ってもらった愛用製品の写真を見ながら、参加者の皆さまによるサーモスに関するエピソードトーク。次々と出てくるサーモス愛溢れるお話に、スタッフ一同引き込まれました!

  • ヨシノさん

    たくさんのサーモス製品を愛用していますが、一番古いのは30数年前に購入したシャトルシェフです。まだ現役で使っているんですよ! 他社のものはまず取っ手の部分からダメになっちゃうんですが、サーモスは全然壊れない。本当にすごいと思います。

  • 山口

    ちなみにシャトルシェフで一番よく作る料理はなんですか?

  • ヨシノさん

    ご飯を炊くのに頻繁に使っているんですよ。炊いたあと保温容器に入れておけば、家族が遅く帰ってくる時も熱々で食べられます。炊き込みご飯なんかは一度冷めると味が変わったりするけれど、シャトルシェフだと炊き立ての味と温かさをキープしてくれるんです。ふろふき大根やおでんなんかも調味液が減らなくて失敗しないのでよく使います。

  • 松井

    今も日常的に使ってくださっているんですね。ありがたいです。

  • ヨシノさん

    水筒も30年選手がいます。ほとんど毎日使っています。

  • マツオカさん

    私も水筒を長年愛用しています。もともとグレーだったんですが塗装が剥がれてシルバーになり、落としたりしてだいぶボコボコなんですが、サーモスが好きになったキッカケの商品なのでめちゃくちゃ愛着があって、捨てどきを完全に見失っています(笑)。

  • 一同:(笑)。

  • マツオカさん

    あと、大型のランチジャー(JBG)も思い入れが強い製品です。長男のお弁当用に毎日使っているんですが、本当にお気に入りで、彼曰く「これがなかったら俺生きていけない」って(笑)。

  • 一同:(笑)。

  • マツオカさん

    汁とご飯とおかず3つの容器に分かれているんですが、汁とご飯をしっかり保温してくれるんですよね。「教室で温かい昼食を食べられるのがもうサイコー」って言ってます。あと、量もかなり入るんですよ。それもお気に入りポイントみたいです。保温ジャー自体がかなりのサイズですが、大きいリュックの中に入れて毎日登校しています。大人になってからこれ見たら、彼きっと泣くんじゃないかな

  • 一同:(笑)。

  • ナガヤマさん

    うちの子は男兄弟なんですけど、長男が高校生の頃はサーモスのお弁当箱と水筒に3年間毎日お世話になりました。運動部じゃなかったので普段は800mlの水筒をリュックのポケットに入れて登校するんですけど、ちょうどフィットするんですよね。パッキンはボロボロになってしまい、何度かパッキンを交換しながらも同じ水筒を愛用してきました。ジャグタイプの水筒を使っていた時もあるんですが、朝に氷をたくさん入れてあげると水を飲み干しても氷が残るので、学校で水道水を補充して飲んでいたそうです。サーモス製品の保冷・保温性能は本当に素晴らしいと思います。

  • 舘野

    ナガヤマさんは、アイスコンテナーもお持ちですよね? どんな風に使われているんですか?

  • ナガヤマさん

    もともとは主人がゴルフでアイシングをしたいと言うことで、氷を持ち運ぶ容器を探していたんですよね。他にも外出先で水筒内の氷を補充するのに活用できるかもと思ったのですが、サーモス製品は保冷力が凄いので、先ほどのジャグの話にも出ましたけど氷がなかなか溶けなくて(笑)。今のところ、主人のゴルフメインで使っています。

#4商品企画担当者とトーク

サーモス製品についての疑問や質問、「もっとこうだったらいいな」と思うことなどを商品開発担当者に直接ぶつけてみました! 

  • ナガヤマさん

    同じ容量の他社商品と比べると、サーモスの水筒は背が高いものが多いなと思うのですが水筒の形状はどういうふうに決めているんですか?

  • 松井

    水筒の高さや太さは、基本的に全体のプロポーションを考えて決めています。あとは、女性のお客様が多いので、手の小さい女性でも持ちやすくするために、太くなりすぎないように注意していて、スタンダードなモデルは同じ太さで設計しています。

    あと、開発としては製品をできるだけ軽くコンパクトにしていきたいと思っているので、真空層の厚みやステンレス素材を薄くするなど、進化させるために日々研究しています。昔のものと今のもので違いがある場合、技術の進化によって変わっている部分も多いかもしれません。

  • マツオカさん

    私が持参した年代物の水筒と現行モデルでは、大きさも太さも全然違いますね!

  • 松井

    マツオカさんの水筒は、現行モデルであるJNLシリーズの1つ前のバージョンであるJMYシリーズなんですが、JMYからJNLに変わる時にかなり大きな技術進化があったんですよ。なので大きく形状が違うんですよね。

  • マツオカさん

    JMYはフタと飲み口が分かれてなくて洗いづらいんですが、逆に言うと飲み口を付け忘れる心配がないといういい面もあるんですよね(笑)。

  • 舘野

    なるほど。パッキンとかうっかり忘れちゃうことありますよね。

  • ナガヤマさん

    下の子が中学生になったばかりで紐が付いているタイプの水筒を斜めがけして使っているのですが、紐付きとなるとスポーツタイプになっちゃうんです。普通の水筒にも別売りで紐付きカバーがあるといいなって思っていました。

  • マツオカさん

    わかります。私も水筒のケースを誤って洗濯機にかけてしまい底部分の厚紙が抜けてしまったんです。いい感じのケースがなかなかないので、替え用にケースだけ買えたら嬉しいです。カバーだけ変えて同じ水筒を兄弟で使い回すこともできますしね。

  • 松井

    皆さんケースの需要があるんですね。

  • ヨシノさん

    私はずっと昔の製品を使い続けているので新しい商品のことがよくわからないのですが、シャトルシェフの小さいタイプが欲しいですね。子ども達が大きくなり、独立したり、あまり家でご飯を食べなくなったりしてきて、夫婦二人の食事が多いんです。

  • 山口

    シャトルシェフも今はいくつかバリエーションが出ています。ご飯を炊くのであれば、フッ素コートをしているタイプもオススメですよ。

  • ヨシノさん

    (最新モデルを触りながら)これはとっても便利そう! 進化しているんですね。

#5終わりに

楽しい時間はあっという間……。最後に、参加してくださった3名の皆さまに今日の感想を伺いました。

  • ナガヤマさん

    今までサーモス製品の保温性、保冷性の機能に惚れ込み、水筒やお弁当箱、スープジャーなどを選んできたのですが、今回フライパンやシャトルシェフのことを知り、とても興味がわきました。ぜひ購入してみたいと思います。

  • マツオカさん

    夢のような時間で楽しかったです。これだけの商品を一度に見られることはないですし、直に触って商品を体験でき、皆さんのお話を聞き、サーモスがより一層好きになりました。これからもサーモス信者として布教活動していきます(笑)。

  • ヨシノさん

    自他ともに認めるサーモスファンなので、今回お招きいただけることになって、家族みんなが「よかったね」と祝ってもらいました。仕事を休んできたのですが、その甲斐あってとても楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございます。

参加していただいた皆さまにおみやげ進呈!

お土産には、ゴクゴク飲める「真空断熱ジョッキ (JDK) 」やよそった汁物が冷めにくい「まほうびん食器 (JDO) 」の汁椀など、様々なサーモスグッズがアソートされていました。

最後に
普段からたくさんのサーモス製品をお使いの皆さまと直接お話しできる、とても貴重で楽しい座談会となりました。
これからも皆さまのご期待に応え、喜んでいただける様々な製品をお届けしてまいります。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!